041105_03
PWM制御IC 
インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン（ＩＲジャパン）はこのほど、パソコン周辺機器向けにＰＷＭ制御ＩＣ「ＩＲＵ３１４６」のサンプル出荷を開始した、と発表した。 新製品は、ＰＷＭ変調器2個とゲート駆動回路を集積した。ＡＳＩＣやＤＤＲ ＤＲＡＭなどの複数の出力電圧が必要なパワー・マネジメント回路、通信／ネットワーク機器の電源回路などで使うＤＣ―ＤＣコンバーター用。 2つの独立したプログラム可能なソフト・スタート機能を搭載しており、起動時の出力電圧の立ち上がり時間を個別に制御したり、突入電流を制限したりすることができる。各出力電流は最大15Ａ。出力電圧は、0.8―3.3Ｖの範囲で設定可能である。出力電圧の精度は±1.5％。入力電圧範囲は4.5―12Ｖ。 スイッチング周波数は最大500ｋヘルツでデッドタイムは最大100ｎ秒。電源電圧範囲は4.5Ｖ―16Ｖである。 出力に同社のパワーＭＯＳＦＥＴを使用して、ＤＣ―ＤＣコンバーターを構成した場合、入力電圧12Ｖ、出力電圧3.3V、出力電流30Ａの時に、効率は最大90.8％が得られる。パッケージは28ピンのＴＳＳＯＰ。サンプル価格は40円。 |
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