電波プロダクトニュース
041102_05
7ミリ角のDSP 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)はこのほど、実装面積が従来製品の3分の1で超小型アプリケーションが実現できる低価格、低消費電力のDSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)「TMS320C5405」を発表した。現在サンプル出荷中で量産は今年第4四半期を予定している。価格は5.20ドル(1万個受注時単価)を予定。 新製品は、16ビットの固定小数点DSPを業界で初めて7ミリメートル角BGAパッケージに収めた製品で、小型、低消費電力、低価格のシステム設計を実現する。 携帯電話の周辺機器やハンズフリー装置、ヘッドセット、バーコード・リーダー、サーマル・プリンター、スキャナー、補聴器などに最適。 TMS320C5405は、定評あるDSPコアを採用し、オンチップ機能として32キロバイトのRAM、2つのMcBSP(マルチチャンネル・バッファード・シリアルポート)、8ビットのHPI(ホストポート・インターフェイス)バス、2つの16ビット・タイマー、6チャンネルDMAコントローラーを搭載している。実装に必要な面積はわずか49平方ミリメートル。 また、このチップはI/Oリードの数も少なく、プリント基板の配線本数も少なくて済むため、さらに小型化が可能な設計となっている。 |
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