電波プロダクトニュース
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ペン型RF磁界センサー NECトーキンはこのほど、携帯型RF磁界センサー「バスタレーダー」を開発し、本格的な販売を開始した。ペンタイプの超小型サイズであり、高周波磁界を簡易に検知が可能なことを特徴にしている。同社のノイズ抑制シート「バスタレイド」と併用することで、電子機器の開発期間を短縮できるというメリットがある。価格は7万9,800円。 「バスタレーダー」は、先端をプリント基板や電子部品に近づけるだけで近傍磁界強度を簡単に計測できるペン型のRF磁界センサー。 通常、電子機器のノイズレベルを計測するには、電波暗室などの測定サイトに持ち込み、放射ノイズを測定器で計測する。また、ノイズ対策としてどの部分からノイズが発生しているか調べるには、磁界プローブとスペクトラムアナライザーといった専用の測定器を使う。しかし、測定サイトに持ち込んだり、精密な測定器を使うのは時間も費用もかかる。 バスタレーダーは先端を測定基板に近づけるだけで、30M―1Gヘルツの高周波磁界の強度をLEDランプで知ることができる。 LEDのインジケーターを見ながらノイズ(磁界強度)の強い場所や方向を探索するだけの簡単操作。周波数帯切り替えスイッチにより、ノイズのおおよその周波数範囲を知ることがでる。ペンタイプの超小型サイズ、電池込みで約40グラムと非常に軽量なのでどこでも使うことができ、電波暗室に持ち込む前のノイズ対策に最適。バスタレーダーは、対象となる電子機器のノイズを測定するための面倒な計測準備が不要で、現場、現物の診断と対策効果確認を可能とする。 用途はプリント基板上のパターン配線や実装部品近傍の磁界レベルを把握、ノイズ源およびノイズ伝搬経路の探索、電波暗室に持ち込む前のノイズ対策、バスタレイド(ノイズ抑制シート)有効個所の特定―など。 |
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