電波プロダクトニュース
041028_02
液晶TV用LSI ルネサス テクノロジはこのほど、液晶テレビの主要機能を1チップで実現し、さらに全世界のTV方式に対応したLSI DVP―M(デジタル・ビデオ・プロセッサー―マルチ)シリーズ「DVP―ML」「DVP―MT」および高画質化対応の「DVP―M」3品種を開発、11月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格はそれぞれ2,310円、2,835円、4,725円、量産は12月から月8万個(3品種合計)で開始し、2005年6月には月20万個を予定している。 新製品は、世界で初めてY/C分離回路やノイズリダクション回路、IP変換、クローズドキャプションやテレテキストなどのデータスライサ機能に加え、液晶動画応答性を改善するcFFD(コンプレッション・フィードフォワード・ドライビング)、カラーマネジメントを行うNCM(ナチュラル・カラー・マトリックス)、制御信号のTCON(タイミングコントローラー)を1チップに搭載。 また、カラーテレビの放送方式であるNTSC、PAL、SECAMなど全世界で採用されている方式に対応している。さらに全世界で普及しているコンポーネント方式やコンポジット方式、日本のS信号方式、欧州のScart入力に対応している。 さらにこのシリーズ3品種はピン配置が完全互換であり、DVP―Mの機能はDVP―ML、DVP―MTに対して上位互換となっている。これにより13型のパーソナル型から22型クラスの普及型まで、システム基板やソフトウエアを共通化することが容易でセットの開発期間短縮や開発コストの低減、製造コストの低減ができる。 同社では、今後2画面表示機能を持ったDVP―MMを開発し、製品のラインアップの充実を図っていくことにしている。 |
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