041026_01富士通

041026_01
　

日付		メーカー名	製品分類	分類	用途
10月26日	041026_01	富士通	半導体集積回路	メモリ	汎用

1MビットFRAM

　富士通は、世界最大容量の1ＭビットＦＲＡＭ（強誘電体メモリー）「ＭＢ８５Ｒ１００１」と「ＭＢ８５Ｒ１００２」を開発し、量産体制を確立、25日から販売を開始した。サンプル価格はいずれも2,000円。同社では、2005年度末までに売上げ20億円を目標にしている。

新製品は、世界で初めて量産・販売されるメガビット級のＦＲＡＭ。このメモリーは、ＲＡＭとＲＯＭの長所を兼ね備えた次世代メモリーの1つで、ＥＥＰＲＯＭと比較して書き込み速度が1万倍以上速く、数10分の1の電力で書き込みが行え、100億回以上の書き換えが可能。従来の2トランジスター、2キャパシターセル構造から1トランジスター、1キャパシターセル構造を採用することにより、約2倍の集積を可能にしメモリーの大容量化を実現した。今回開発した単体メモリーの1トランジスター、1キャパシター技術は混載ＬＳＩで培った技術を発展させたもの。