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SuperHファミリーマイコン 
ルネサス テクノロジはこのほど、エアコンや冷蔵庫などの白モノ家電、インバーターなどの産業機器向けに最大動作周波数80ＭヘルツのＳｕｐｅｒＨファミリーマイコン「ＳＨ７１４６シリーズ」を開発。ＳＨ７１４６Ｆ、ＳＨ７１４９Ｆの2品種を12月からサンプル出荷する。量産は2005年7月から2品種合計で月30万個で開始し、同年12月には月100万個を予定している。 ＳＨ７１４６Ｆは、外部メモリー接続不可で、パッケージは80ピンＬＱＦＰ。サンプル価格は、1,575円。ＳＨ７１４９Ｆは、外部メモリー（フラッシュメモリー、ＳＲＡＭ）接続可能で、パッケージは100ピンのＬＱＦＰ。サンプル価格は1,680円となっている。 ＳＨ７１４６シリーズは、従来品のＳＨ７０４６シリーズの後継製品で、32ビットのＲＩＳＣ（縮小命令セット）ＣＰＵコアＳＨ―２を搭載している。電源降圧回路の内蔵や低消費電流化を図って高速化に伴う消費電流増加を抑止しており、80Ｍヘルツの高速動作ながら5Ｖでの単一電源動作を実現している。 また、先端のフラッシュメモリー技術による常時一サイクル（12.5ナノ秒）アクセス可能な高速フラッシュメモリーを256ＫＢ搭載している。 さらにエアコン室外機や冷蔵庫などで使用されるＤＣブラシレスモーター、汎用インバーターなどで使用されるＡＣインダクションモーターなどの制御用に、3相ＰＷＭ出力が可能なマルチファンクションタイマーパルスユニットを2モジュール内蔵。そしてＡ／Ｄ変換器の変換速度を従来比2倍に高速化して強化している。インバーター保護機能も備えており、高精度なモーター制御が可能である。 |
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