041015_03
32ビットRISCマイコン 
富士通は、富士通ヴィエルエスアイと共同で白モノ家電に欠かすことができないインバーター制御に最適な周辺回路を搭載した32ビットＲＩＳＣマイクロコントローラー「ＭＢ９１Ｆ２６７」（価格＝1,360円）と「ＭＢ９１２６６」（同630円）の2製品を開発、25日から販売を開始する。同社では、2製品合計で月20万個を販売目標としている。 新製品は、64ピンの小型パッケージを採用することで、同社製16ビットＣＩＳＣマイクロコントローラーと同じ実装面積のまま白モノ家電の高性能化、省エネルギー化、静穏性を実現できる。 また、インバーター制御信号のタイミングを生成するフリーランタイマーを3つ搭載することにより、よりキメ細かい制御が可能となる。さらに従来製品のＭＢ９１Ｆ２６４ＢとＭＢ９１２６３に搭載されている積和演算回路とＡ／Ｄコンバーターをこの2製品にも採用している。動作周波数は最大33メガヘルツとなっている。 ＭＢ９１Ｆ２６７は、デュアルオペレーションフラッシュメモリーを搭載しており、メモリーからの命令実行中でもメモリーへの書き込みが可能となり、メモリー書き込み、消去命令の転送、実行が簡略化できる。ＭＢ９１２６６は、量産製品向けでＲＯＭを搭載している。 |
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