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フルカラー有機ELパネル 
台湾フラットパネルディスプレイ製造大手の友達光電（ＡＵＯ）は12日、世界初の両面に別個の画像表示ができるアクティブマトリクス駆動フルカラー両面有機ＥＬパネル（Ｄｏｕｂｌｅ Ｓｉｄｅｄ ＡＭＯＬＥＤ）の開発に成功したことを発表した。 同パネルはカラー表示で、143ピクセル／1平方インチの解像度で、200ｎｉｔｓ（カンデラ／平方メートル）の輝度を実現している。 両面画像認視のメリットとしては、折りたたみの携帯電話ではメインとサブディスプレイを1枚パネルで済ますことができるのがもっともわかりやすい活用法。製造工程とパネル周りの回路省略化などでコスト削減ができるほか、様々な応用も可能。 開発製品は2インチサイズをメインに、1.5インチサイズをサブディスプレイに使え、パネルの厚みは1.8ミリで液晶の半分の薄さと重さを実現。独自素材と処理を使った結果、量産を目指した信頼性テストも終えているとＡＵＯはアナウンスしている。 同製品は20日から横浜で開催される展示会「ＦＰＤインターナショナル２００４」の同社ブースに出品される。 |
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