電波プロダクトニュース
041011_05
DC-DCプラグイン・パワーモジュール 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)はこのほど、18Vから60Vと入力範囲が広く、「Auto―Track」シーケンス・テクノロジー搭載の絶縁型DC―DCプラグイン・パワーモジュール「PTB78520W」を発表した。現在、量産出荷中で、価格は62ドル(1000個受注時単価)。 この新型モジュールは、高い変換効率を提供すると同時に、Auto―Track機能により他の電源モジュールと同期して電源の立ち上げ制御を行うことができるため、通信機器、コンピューター機器などの24Vまたはマイナス48V入力の分散型システムに最適である。 PTB78520Wは、約90%の電力変換効率を実現し、同一電圧の2つの安定化出力を持つ。片方の出力にはソフトスタートおよびリモートオン/オフ制御が組み込まれている。 他方はスイッチ付き出力で、Auto―Track機能に従って出力電圧を制御できる。このスイッチ付き出力はTrack I/Oピンに加えられる電圧に追従する。このデザインにより3.3V中間バスのシーケンス動作を実現するための外付けFETおよび制御回路が不要となる。 このモジュールは、36.8×56.3×12.5ミリメートルの水平スルーホール基板または表面実装パッケージで供給される。 |
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