電波プロダクトニュース
041005_11
高流動ポリカーボネイト樹脂 出光興産では、厚さ0.1―0.2ミリと超薄肉成型での使用を前提にして従来グレードの添加剤の種類や、配合バランスを見直し、薄肉化に不可欠な流動性のほか、耐衝撃性、低ガス性などを改善した。 従来グレードに比べ大幅に流動性が向上したことで、薄肉化と同時に充填ピーク圧力の低減化につながり、1度のプレス加工で複数個のケース製造が可能となった。さらに金型の不良の原因となる成型加工時のガスの発生量も、従来グレードの80%程度に抑え、生産効率の向上にも貢献する。 このほか、レーザーマーキングによる印字では文字がにじむというポリカーボネートの欠点も改善した。 同社は「電池パック材料に要求されるあらゆる性能を備え、バランスの良い材料に仕上がった」とし、すでに採用実績のある携帯電話を軸に、デジタルカメラ、ノートパソコンなどモバイル機器全般のバッテリーケースとしての需要を見込んでいる。 |
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