電波プロダクトニュース
041001_09
1スロットでメモリーカード4種類に対応、4in1コネクターを開発。 アルプス電気は30日、1つのスロットで4種類のメモリーカード(SDメモリーカード、マルチメディアカード、メモリースティック、xDピクチャーカード)に対応する、メディアプッシュプッシュタイプの4in1コネクター「SCDEシリーズ」を開発、今月下旬からサンプル出荷を開始すると発表した。サンプル価格は600円。生産は、コンポーネント事業部古川工場(宮城県古川市)で、月産20万個を予定する。 新製品は、同社が培ってきた機構設計技術により、スロット内の構造と端子位置を微細に設計し、独自の「端子保護機構」を実現した。これにより、4種類の形状が異なる複数の小型メモリーカードが挿入されることで起こり得る、端子接点部の座屈や小型メモリーカードの損傷を防止している。挿入/排出は、スロットに記録メディアを押し込んで挿入し、再び押し込むことで排出するメディアプッシュプッシュタイプとし、取扱いが容易。 xDピクチャーカード用端子をスロット挿入口付近に、SDカードおよびマルチメディアカード用端子をスロット中央に、メモリースティック用端子をスロット奥に配置することにより、挿入状態で小型メモリーカードの露出部分を四種類とも同じ長さとし、セット側では設計が容易となる。 薄型、小型を実現 また、これらの機構を備えたうえで、薄肉成形技術および微細金型技術により、31.0×48.1×高さ4.5ミリメートルの薄型、小型を実現。セット側の設計自由度の向上、搭載機器のコンパクト化に貢献する。鉛フリー対応。 用途は、デスクトップPC、ノートPC、各種携帯情報端末、デジタル(スチル/ビデオ)カメラ、FAX機器、プリンター、デジタルAV機器など。 メモリーカードは仕様によって形状や端子位置が異なっており、異なる小型メモリーカードを採用したセット機器間でデータを伝送したり、共有する場合、別の機器を介す必要がある。このため、1つのカードスロットで複数のカードに対応するコネクターへのニーズが高まっていた。 |
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