電波プロダクトニュース
041001_07
MMC規格カード マルチメディアカード協会(MMCA)はフォトキナ展で、携帯電話とデジタル画像市場をターゲットとしたMMC規格対応カードを紹介した。 32×24×1.24ミリの標準MMCフォーマットの「MMCプラス」は、26Mヘルツと52Mヘルツの高いクロック周波数で、1―78のデータラインをサポートする13ピンの柔軟なバス帯域が特徴。また、データ伝送速度は最大毎秒52MBと、競合するメモリーカード標準の伝送速度の3―4倍を実現した。 携帯電話用の「MMCモバイル」は18×24×1.4ミリの小型MMCフォーマットで、「MMCプラス」と同一仕様。3Vと1.8Vのどちらの電圧でも動作可能なデュアボルテージ対応で、初の小型メモリーカード標準となる。 MMCAのイブ・レオナルド会長によると、同協会では特に第3世代携帯電話のフラッシュカードとして導入が拡大すると予想。また市場別では、携帯電話開発の現地企業を多数抱える中国を金鉱とみている。 協会では、MMCの柔軟性とモバイル性が、市場に浸透するための大きな要素と考えており、オープンで無償提供されるMMC技術標準であることも、普及を加速させる要因の1つとしている。 MMCAでは、近日中にセキュリティ性を重視したセキュア・マルチメディアカード仕様2・0版を紹介する。 OMA DRM2・0に準拠し、将来予想される携帯機器の個人、業務、産業用アプリケーションのセキュリティニーズに対応するとしている。 |
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