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システムLSI 
ＮＥＣエレクトロニクスは、ＤＶＤレコーダーの画像や音声データを処理するバックエンド処理の主要機能を1チップに集積した低価格で小型の普及型システムＬＳＩ「μＰＤ６１１７８」「μＰＤ６１１７７」「μＰＤ６１１７６」「μＰＤ６１１７５」の四機種を開発、12月1日から販売を開始する。サンプル価格はいずれも6,000円。量産開始は2005年3月を予定。規模は4機種合計で月50万個を計画している。 新製品は、今年3月に発売したＤＶＤレコーダー用の1チップＬＳＩ μＰＤ６１１８１の普及型モデルとして位置づけられるもので、μＰＤ６１１７８は3次元Ｙ／Ｃ分離機能とＤｉｖＸ Ｖｉｄｅｏに対応、同６１１７７は2次元Ｙ／Ｃ分離機能とＤｉｖＸ Ｖｉｄｅｏに対応、同６１１７６は3次元Ｙ／Ｃ分離機能に対応、同６１１７５は2次元Ｙ／Ｃ分離機能に対応している。 このシステムＬＳＩを用いると動画・音声データの圧縮・伸張機能、静止画・動画の出力機能、演算機能などのＤＶＤレコーダーのバックエンド処理の主要機能をメモリーを負荷するだけで実現できることから、部品点数を削減できるうえに実装基板のサイズが縮小できる。このためデジタルビデオカメラからの映像入力機能を搭載しないＤＶＤレコーダーを経済的に構築できる。 また、μＰＤ６１１７８と同６１１７７を搭載したＤＶＤレコーダーは、ＭＰＥＧ―２のデータを記録、再生、編集できるだけでなく、ＤｉｖＸ Ｖｉｄｅｏに対応した動画を再生することもできる。 |
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