電波プロダクトニュース
040930_10
新DSPコア 欧米の半導体3社合弁のプロセッサーメーカー、米スターコア(テキサス州オースティン)は、合成と拡張可能な新しいDSPコア「SC2200」と「SC2400」を開発した。これらのコアは今年初め発表された自社のアーキテクチャー「スターコアV4」をベースにしており、マルチメディア、通信、デジタル家電向けに適している。 これら2品種は、同コアを、メモリーインターフェイス、キャッシュコントローラー、メモリー保護ユニット、AHB規格準拠のシステムバス・インターフェイスといったシステムIP(知的所有権)ブロックに組み込んだサブシステムの一部として機器メーカーにライセンス供与される。今回のSC2000ファミリーではH・264やMPEG―4などの画像コーディングの高速化やコアのサイズを削減する新しい命令を備えている。 特に2400では先代のファミリー製品「SC1400」コアよりH・264のコーディングを半分のサイクルで、MPEG―4画像のコーディングを3分の1以上少ないサイクルで行い、高性能化、低消費電力化を可能にした。同社では拡張可能で、しかも合成可能な今回のコアの用途として、スマートフォン、モバイルデジタルTVなどのマルチメディアと通信のワイヤレス融合製品、デジタルスチルカメラ(DSC)などのデジタル家電品、IP電話やウェブタブレットなどの家庭用通信機器などを挙げている。スターコアはモトローラとアギアシステムズのDSPコアをベースに2002年設立された。その後インフィニオン・テクノロジーズが加わり現在の体制ができた。DSPコアをライセンス供与するのが設立の目的。 |
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