電波プロダクトニュース
040923_04
トラステイッドI/O ナショナルセミコンダクタージャパン(NSJ)は、パソコンをハッカーやウイルスから保護しセキュリティ機能を向上させる同社のSafeKeeper トラスティッドI/Oを発表、同時に同デバイスが米IBMのデスクトップPCに採用された、と発表した。 トラスティッドI/Oは、TCG(トラスティッドコンピューティンググループ)が定める業界標準のセキュリティハードウエア規格に対応したTPM(トラスティッドプラットフォームモジュール)に加え、スーパーI/Oを集積していることが特徴。IBMは、99年からTPMデバイスを採用していた。 NSJでは「これまでのOSベースでのセキュリティは、暗号化の鍵も同様にOS内に存在していた。トラスティッドI/Oを搭載すれば、鍵をハードウエア上に置けるため、外部からの攻撃を防ぎ、セキュリティが強化される」としている。 今回提供を開始したのが、16ビットCompactRISCコア技術を搭載したデスクトップ用のトラスティッドI/Oデバイス「PC8374T」とノートブック用「PC8392T」。既存のPCデバイス(SuperI/O)とピン互換性、ソフトウエア互換性を有するため、TPM機能の内蔵が容易にできるようになる。 さらにTPM対応、未対応のプラットフォームを同時に設計可能となる。 現在のTPM1・1b仕様の準拠に加え、今後1・2仕様にも対応させる。 「PC8374T」はすでに出荷中で、PQFP128ピン、価格5ドル(1000個受注時の単価)で提供される。「PC8392T」は04年第4四半期から提供される。価格は7ドル(同)。 |
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