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液晶ディスプレイモジュール 
カシオ計算機は、2.2インチサイズでＶＧＡ（パソコン標準画面解像度）の26万色画面を表示する精細度368ｐｐｉの液晶ディスプレイモジュールを開発したことを21日発表した。 同製品には、アモルファスシリコンＴＦＴ技術をベースに、配線の微細加工による狭額縁化、低抵抗配線、色純度、高透過率、カラーフィルターなどを統合したカシオ独自の「ＨＡＳＴ（ハイパー・アモルファス・シリコンＴＦＴ）」技術を投入しており21日現在、低温ポリシリコンＴＦＴ技術も含むＴＦＴ液晶の中では最高精細度を持つ。 同社は従来230ｐｐｉ（1インチ当たりのピクセル＝画素数）でＱＶＧＡ（解像度＝320×240）製品を開発し、携帯電話やデジカメなど小型カラー液晶分野でトップシェアを占めているが、ＶＧＡ（同640×480）の新製品投入で技術先行をアピールすることになる。 試作品のドットピッチは、0.023（Ｈ）×ＲＧＢ×0.069（Ｖ）ミリ。コントラストは450、視野角は上下160度左右150度とＱＶＧＡパネル同等もしくは、それ以上の性能を実現している。 10月5日から千葉・幕張メッセで開催されるシーテック・ジャパン２００４のカシオブースに参考出品される。 |
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