040915_05
アナログ入力型デジタルアンプIC 
ルネサス テクノロジ（長澤紘一会長＆ＣＥＯ）はこのほど、薄型ＴＶやアクティブスピーカー向けに単電源・シングルエンド方式のアナログ入力型デジタルアンプＩＣ「Ｍ６１５７４ＦＰ」と「Ｍ６１５７５ＦＰ」を製品化、10月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格はそれぞれ525円と735円（いずれも税込み）。2005年4月から月10万個（2製品合計）で量産を開始する。 新製品は、アナログ入力アンプからデジタルアンププロセッサー部とシングルエンド2チャンネルまたは3チャンネル分のＮチャンネルＭＯＳ ＦＥＴを含むパワー信号処理段までを小型の52ピンパワーＳＳＯＰパッケージに1チップ化、電力効率90％以上（8Ω時）とアナログアンプより極めて高効率となっている。 Ｍ６１５７４ＦＰは、最大10Ｗ×2チャンネル出力、Ｍ６１５７５ＦＰは最大10Ｗ×2チャンネルプラスサブウーハー20Ｗ出力。同社のＭ６１５７１ＦＰで実績のある独自の高音質アーキテクチャー採用により、出力雑音電圧50マイクロＶｒｍｓ（無信号時スピーカー出力端）、全高調波歪率0.02％（1Ｗ出力時）と10Ｗ×2チャンネル出力品ではトップレベルの高音質、高性能を実現している。 また、両ＩＣとも同一パッケージでピン配置互換のため、ステレオ2チャンネルシステムからサブウーハー対応の3チャンネルシステムへの移行が同一基板で実現できる。電源オン・オフ時のポップ音も大幅に低減している。 |
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