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画像プロセッサー 
リコーは映像機器、各種検査装置、医療機器、スキャナー・プリンターなど向けに、ソフトウエアによる動画・静止画の画像処理を実現した高性能画像プロセッサーＲｉ２０シリーズ「Ｒｉ２００１」を開発、13日からサンプル出荷を開始した。サンプル価格は2万5,000円。量産は2005年4月の予定。また、高速版の「Ｒｉ２００１―１０２８」を05年1月にサンプル出荷する。サンプル価格は3万円。同年10月から量産の予定。 Ｒｉ２０シリーズは従来のＲｉ１０シリーズの性能、機能を大幅に向上させることにより、より幅広い画像処理ニーズに応えるもの。 独自の超並列処理エンジンＲｉ２０コアを内蔵し、画像処理に特化したアーキテクチャーの採用、必要な機能のワンチップ化により、一般にＡＳＩＣやＦＰＧＡといったハードウエアで行われている画像補正や拡大・縮小、階調処理などの高精度・高速処理をソフトウエアでリアルタイムに実現する。これによりシステム開発の柔軟性が向上し開発期間・コストの大幅な削減を可能にする。 Ｒｉ２００１は、内部動作周波数240Ｍヘルツでピーク性能84,5ＧＯＰＳという高性能を達成。Ｒｉ２００１―１０２８では内部動作周波数280Ｍヘルツでピーク性能98.6ＧＯＰＳを達成している。これにより、高精度・高速画像アプリーションで必要な画像補正、拡大・縮小、色空間変換、階調補正などの処理をソフトウエアにより自在に実現できる。 また、新たに各プロセッサーエレメントに一ＫＢのＲＡＭを配置、画像処理に必要なラインバッファとして利用できる。これにより外部にラインバッファ用のＲＡＭは不要である。 さらに16ビット構成の画像ポートを8ポート装備、16ビット4色入力・16ビット4色出力などの大規模システムにも対応可能である。 |
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