電波プロダクトニュース
040911_07
産業用液晶ディスプレイ 京セラは、環境配慮型産業用液晶ディスプレイの出荷を今月から順次開始する。 まず今月から、同ディスプレイのスタンダードシリーズとして展開している「Vシリーズ」のうち、5・7型および8・9型の計3機種で、RoHS指令に対応した製品の出荷を業界に先駆けて開始。さらに、今後の開発予定機種も含めたVシリーズ商品を、今年度中にRoHS指令対応品に切り替えていく。 RoHS指令による使用規制対象は、鉛、水銀、6価クロム、カドミウム、ポリ臭化ビフェニール、ポリ臭化ジフェニールエーテルの六物質。特に切り替えが困難といわれていた鉛については(1)各種部品の実装および部材接合の際に使用するハンダを鉛フリーハンダにする(2)各種部品そのものに鉛を含んでいない部品を使用する、の2点によって完全鉛フリーを実現した。 RoHS指令では小型蛍光灯ランプ一本当たり5ミリグラムを超えない水銀は除外されているが、同社ではさらに次の展開として、水銀をまったく含まないLEDを光源に使用したバックライト搭載商品を5・7型のVシリーズにおいて基本開発を完了し、今年度中に量産出荷を開始することにしている。また今後、ほかのサイズ・機種でも順次出荷対応していくという。 |
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