電波プロダクトニュース
040910_02
開発用ボード ユーエスシーの子会社で、組込みソフトを開発するユーエスシー・デジアーク(東京都品川区東品川2―2―24、曽根原邦明社長)は、アイピーフレックス社のリコンフィギュラブル・プロセッサーを搭載したボードを開発した。価格は100万円以下の予定。 リコンフィギュラブル・プロセッサー「DAPDNA―2」は、RISCプロセッサーと368個の演算素子を内蔵している。システム稼働中でも、演算素子の接続をワンクロックで切り替えることができ、処理目的に応じて最適な回路構成を実現できる。 今回開発したボードには、DAPDNA―2(166Mヘルツ動作)、256MBのメモリー(DDR333動作)、デジアークが開発したコンパニオンチップ(最大2個)および拡張I/Oコネクターなどを、20×24センチのボード上に搭載している。電源ラインは5系統に分散し、信頼性の向上を図った。 基本ソフトウエアは簡易シリアルモニターのほか、組込み用LinuxOSもサポートしている。 同ボードを利用することで、DAPDNA―2の評価や、開発アプリケーションのアルゴリズム検証などが容易に行え、顧客はアプリケーション開発に集中できる。 同社では導入コンサルティングやトレーニングなどのサービスを行いながら、当面、膨大な画像処理を高速に行う医療機器向けにボードを販売していく。将来はSTBやDVDレコーダーなどデジタル家電などの用途も視野に入れている。 |
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