電波プロダクトニュース
040903_07
3225サイズで電流1Aに対応、巻線チップインダクターを開発。 太陽誘電は2日、3225(3.2×2.5×2.5ミリメートル)サイズの標準チップ形状で業界初の1アンペア(4.7マイクロヘンリーの場合)の大電流対応を可能にした巻線チップインダクター「CBC3225」を開発したと発表した。サンプル価格は15円。 新製品は、インダクタンスが1―100マイクロヘンリー(μH)でE6シリーズという豊富な品揃えと、4.7マイクロヘンリーで、1010ミリアンペア、10マイクロヘンリーでも900ミリアンペアという大電流化を同時に実現した。 大電流化は、同社の巻線チップインダクターの特徴である特性に関与しないムダなスペースを徹底的に排除する製品構造をさらに高度化させ、フェライトコアに巻線する際に発生するデッドスペースを極小化するため、線材が巻かれるフェライトコア形状を断面が正方形の直方体から可能な限り円柱に近づけた形で最適化している。これにより従来、市場で一般的に使われている5ミリメートル角のパワーインダクターと比較して素子面積を約7割削減している。 同社では、需要の多い10マイクロヘンリー(定格電流900ミリアンペア)品を9月から中之条工場で量産を開始、10マイクロヘンリー以外のE6シリーズの製品については11月からフルラインアップで量産を開始する。そして今期中に月産200万個を予定している。 また、新製品は10月5日から千葉市の幕張メッセで開催されるCETEC JAPAN 2004の同社ブースで展示する予定。 |
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