電波プロダクトニュース
040827_05
32ビットRISCマイコン 富士通は、富士通ヴィエルエスアイ(愛知県春日井市、高橋仁社長)と共同で、テレビ画面の文字表示を制御する32ビットRISCマイクロコントローラー(マイコン)「MB91F318A」を開発、26日から販売を開始した。価格は3,000円(税別)。 新製品は、北米で使用するテレビにおいて必須機能であるデータースライサー、文字をテレビ画面に表示するための高性能OSDC、およびさまざまなプログラムを実行させるCPUをワンチップに搭載しているため、テレビの高性能化を実現するだけでなく、テレビ用システムの搭載チップ数を低減することができる。 また、表示領域が80文字×32行と広く、大画面のテレビにも拡大文字などを使用せずに高品位な文字を表示することができる。さらにクローズキャプション専用のレイヤも所持しているため、映像やメニュー画面など他の文字情報にクローズドキャプションに対応した文字を重ね合わせて表示することができる。 そして大容量ROMを搭載することで4096文字分のフォントを定義できるため、多彩なデザインのメニュー表示を行うことが可能になった。漢字圏のような多種類の文字を必要とする地域にも対応できる。ROMだけでなく16文字分のフォント用RAMを搭載しているため、フォントのカスタマイズも可能である。最大動作クロックは40Mヘルツ、パッケージは、176ピンのLQFPで提供される。 |
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