電波プロダクトニュース
040824_02
3軸加速度センサー 富士通メディアデバイスはこのほど、富士通研究所と共同で取り付け角の補正ができる小型・高感度のMEMS(マイクロマシン)3軸加速度センサー「S2AA」を開発、10月から販売を開始する。サンプル価格は3,000円。2005年度に売上げ10億円を販売目標としている。 S2AAは、マイクロマシンニング技術で作られたシリコンセンサーチップと補正機能を有する増幅回路を同一パッケージに実装した小型のピエゾ抵抗型3軸加速度センサーで、カーナビを主な対象としている。 これまでの加速度センサーは、インダッシュ装着後にセンサー素子が水平となるようあらかじめ加速度センサーを傾けてボードに実装する必要があったが、新製品は2軸の出力をベクトル合成して取り付け角の影響を回路的にキャンセルする取り付け角度フリーを実現した。このため面実装が可能となり高密度実装に貢献する。 また、デジタル補正ICを内蔵しており、初期偏差や温度特性の補正、ユーザーの要望に応じた感度調整が可能である。さらに周辺温度検出機能やパワーダウン機能も持っている。鉛フリーハンダ対応(ハンダ耐熱260度C)品。携帯端末、ゲームコントローラー、ロボット、盗難防止システムなどにも最適である。 同社では、今後さらに分解能を高めた製品や高G系列(±50G―±200G)を加えることで製品の充実を図っていく。 |
|
全新製品情報
|
一般電子部品:製品別リスト
|
|
電子デバイス:製品別リスト
|
電子デバイス:用途別リスト
|
|
ホームページへ戻る
|
次データへ
|