電波プロダクトニュース
040818_03
DSP新製品 日本テキサス・インスツルメンツは17日、TMS320C64xコアをベースとする最新の高性能DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)「TMS320C6418」(C6418)を発表、DSPを強化した。現在サンプル出荷中で1000個受注時の単価は49.50ドル。量産出荷は10月の予定。 新製品は、動作クロック600Mヘルツ、512KBの2次キャッシュとViterbiデコーダー用プロセッサー(VCP)を搭載し、16ビットで2400MMAC(24億積和演算/秒)または8ビットで4800MMAC(48億積和演算/秒)という圧倒的なピーク・パフォーマンスを提供する。VCPは、コアの負荷を軽減することにより、C6418デバイスの実システム性能を効率的に高めるうえで重要な役割を担っており、ViterbiデコーダーはDSPの処理リソースの約30%を節約する。 C6418は、同期シリアル通信用の2チャンネルのマルチチャンネル・バッファード・シリアルポートや2個のオーディオ・シリアル・ポート、16/32ビットのマイクロプロセッサー・ホスト・ポート・インターフェイス、2個のIIC制御シリアル・ポートなどが集積されている。さらにオンチップ・オシレーターの搭載により、外部オシレーターを低コストのクリスタルで代替でき、設計コストの削減ができる。パッケージは、23ミリメートル角のフリップ・チップBGAパッケージ288ピンで供給。 |
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