電波プロダクトニュース
040813_05
SMD対応パワーインダクター、デジカメや携帯電話に照準、品揃え充実。 ミツミ電機は、SMD対応パワーインダクターの品揃え充実を推進する。デジタルカメラや携帯電話、パソコン、ゲーム機などの市場に照準を当て、特に(1)実装面積の極小化に対応した小型化追求(2)PC向けを中心とする小型・大電流対応品―をポイントとした新製品開発を強化し、事業拡大を目指す。 同社のパワーインダクターは、環境に配慮し、溶接によるハンダレスタイプとしている。また、金属端子の補強により、耐落下衝撃性に優れるなどの特徴を持ち、特に、国内携帯電話市場では高いシェアを持つ。 製品ラインアップとしては、デジタルカメラやDVD、ムービー用の「C―Kシリーズ」「C―Yシリーズ」や、パソコン、ゲーム機などの大電流用の「C―Hシリーズ」などがあり、さらに、今後は小型・高性能の「C―Zシリーズ」を、小型パワーインダクターの主力として、携帯電話やデジタルカメラ市場への拡販を強化する。 C―Zシリーズは、3.0ミリ角の超小型タイプで、高さは1.2/1.5/1.8ミリメートルを用意。インダクタンス値は、1―47mH(E―12系列)。定格電流1.0A MAX。 新製品開発面では、実装面積の小型要求に対応した開発や、PC関連では、小型で電流容量が大きくとれる製品開発などに力を注ぐ。 大容量品については、現在は20Aタイプまで品揃えしているが、今後はさらに大容量に対応した製品開発も進める。 SMD対応パワーインダクターの生産は、中国・青島工場で行い、今後も需要増加に応じて増産を推進する。このほか、コイルの製造拠点としては、マレーシア、フィリピンなどがある。 |
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