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IP電話アダプター、マルチキャリア対応開始。 
沖電気工業（篠塚勝正社長）は12日、通信キャリアのＩＰ電話サービスを利用する法人向けＩＰ電話アダプターＶＣ１２Ｒシリーズ2機種で、3事業者のサービスに接続するマルチキャリア対応を開始した。 対応するサービスはＮＴＴコミュニケーションズの「ＯＣＮドットフォン・オフィス」、ＫＤＤＩの「ＫＤＤＩ―ＩＰフォン」とフュージョン・ コミュニケーションズの「フュージョンＩＰフォン」。 対応機種はアナログ電話インターフェイス（2ポート）に対応するＶＣ１２Ｒ―ＦＸＳと、ＩＳＤＮ基本インターフェイス（1ポート）に対応する同ＢＲＩ。法人ユーザーのＰＢＸやビジネスホンを通信キャリアのＩＰ電話網へ接続することで、通信キャリアが提供するＩＰ電話サービス利用を可能とする。価格はいずれも8万4,000円（税込み）で、合わせて年間2万セットの販売を目指す。 両機種とも音声優先制御機能の装備により、音声とデータを共用する場合にも高い音声品質を確保できる。また最大7台までカスケード接続できるＵＰｎＰ（ユニバーサル・プラグアンドプレイ）機能を備える。 |
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