電波プロダクトニュース
040811_04
カード用コネクター事業、今年度も大幅拡大を計画。 アルプス電気は、小型メモリーカードをはじめとするカード用コネクター事業で、今年度(2005年3月期)も大幅な売上げ拡大を計画する。特に、携帯電話での需要増大が見込まれるSDカードやマルチメディアカード用コネクターなどでの拡大を計画、同時に、コンボタイプやカード用アダプターでも品揃えを強化し、事業拡大を目指す。 同社は、スイッチで培った接点技術や精密加工技術、信頼性評価技術を生かし、各種小型メモリーカード用コネクターの品揃えを充実している。開発のタイミング、接点の高信頼性や、高着脱フィーリング、静電対策、高いコプラナリティなどが評価され、携帯電話やデジタルカメラ、ノートPC、デジタルTV、プリンターなどを中心に、受注が拡大している。 同社のメモリーカード用コネクターのラインアップとしては、SDカード、miniSDカード、メモリースティック、メモリースティックDuo、マルチメディアカード、RS―MMC、xDピクチャーカード、コンパクトフラッシュカードなどがあり、最近は3in1などのマルチカードコネクターの品揃えも強化している。トランスフラッシュカード用コネクターについても、携帯電話向けにいち早く量産開始した。 バラエティーに富む SDカード用コネクターは、スタンダード、リバース、インナーターミナルタイプなど、バラエティーを充実している。スタンダードタイプでは、スタンドオフ高さ0/1.2/1.5/1.8/2.2ミリメートルなどを揃える。 メモリースティック用コネクターについても、レバーイジェクトタイプ、プッシュプッシュタイプの豊富なバリエーションを揃えている。 コンバインタイプコネクターでは、SDカード/マルチメディアカード/メモリースティック対応のSCDBシリーズなどを揃えている。 メモリーカード用アダプターは、miniSD/SDカード用をはじめ、トランスフラッシュとSDカードとの変換アダプターなどの開発も進める。 カード用コネクターの生産は、中国・無錫工場と古川工場(宮城県古川市)を中心に行い、今後も需要に合わせて拡充していく。 |
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