電波プロダクトニュース
040806_04
マルチ・クロック・シンセサイザーIC 日本テキサス・インスツルメンツは5日、デジタルテレビやDVDレコーダーなどの民生機器用に高集積化を図った、マルチ・クロック・シンセサイザーIC「CDC5806」を発表、量産出荷を開始した。 同社のRFSiGe(高周波シリコンゲルマニウム)プロセスにより、周期ジッタは最大150psec(ピコ秒)と高精度な特性を提供する。 3個のPLL(フェーズ・ロック・ループ)用フィルター回路を搭載し、54Mヘルツのシステム・クロック入力を元に、ビデオ(74/54Mヘルツ)、オーディオ(16/12Mヘルツ)、CPU(64Mヘルツ)、USB(48Mヘルツ)、メモリーカード(38.4/19.2/12Mヘルツ)、ASIC(30Mヘルツ)用の6つのクロック周波数を出力する。 これにより、従来の単体製品を使用した場合に比較し、基板面積、システム価格ともに半減できる。 クロック入力はシングルエンドのLVCMOSに対応し、3.3V単一電源で動作する。 パッケージは20ピンTSSOP、価格は2.15ドル(1000個受注時の単価)。 今後、システムレベルのEMIノイズ削減を提供する可変SSC(スペクトラム拡散クロック)機能、メモリーを内蔵した可変周波数、2.5V対応の次期製品を2005年第2四半期にも市場投入予定。民生機器に加え、プリンター、MFP(複合機)などに市場を拡大する。 |
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