電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
7月30日040730_04 松下電子部品 その他の電子部品 組み立て品

世界トップシェアめざす、PPD-TV用電源なども本格供給。



 松下電子部品は国内外の需要増に対応し、液晶TV用インバータートランス、プロジェクター/リアプロジェクター用光源バラストを大幅に増産。新開発のパワーモジュールを搭載したPDP―TV用電源、PHSワイヤレスローカルループ基地局用電源の供給を本格化し、差異化を進める。「軽・速・短・俊をキーワードに商品力、販売力の表層の競争力と開発力、製造力を生み出すプロセスの深層の競争力を掛け合わせて選択と集中の中でトップシェアを目指していく」と杉本英一変成器ビジネスユニット長は言う。

液晶TV用インバータートランスは現在の月産能力400万個を05年度に同480万個にする。但馬(兵庫県出石郡)、中国、シンガポールの各拠点の生産能力を引き上げ、グローバル需要に対応。すでに世界シェア50%弱とトップシェアのノートPC用パワーチョークコイルと並ぶ世界トップシェアを目指す。
プロジェクター/リアプロジェクター用光源バラストは現在の年産能力50万個から05年度に一気に同150万個に引き上げる。松阪(三重県松阪市)、香港(華南地区の委託工場)の両工場の生産能力を増やす。世界シェア40%を確保しているプロジェクター/リアプロジェクター用電源とともに世界トップシェア商品にしていく。

PDP―TV用電源、PHSワイヤレスローカルループ基地局用電源はともにパターンを形成する打ち抜き銅板、独自開発のエポキシ系高熱伝導性樹脂、ベースプレート(アルミまたは銅)を一体加圧成型した新開発の高熱伝導樹脂基板「パワーソリューションボード」を採用。PDP―TV用電源は195×300×25ミリ(プリント基板高さ)とプリント基板高さを低く抑え、効率良い電源として05年度に向けて市場投入し、圧倒的シェア確保を目指す。 PHSワイヤレスローカルループ基地局用電源は新しいパワーモジュールにより2つのトランスを1つにして、今秋から供給を開始する。


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