040730_02
メモリーモジュール 
大手半導体メーカーの独インフィニオン・テクノロジーズはこのほど、世界で初めてＤＤＲ―Ｍｉｃｒｏ―ＤＩＭＭ（デュアル・インライン・メモリー・モジュール）仕様のメモリーモジュールを発表した。 サブノートブックＰＣ向けとして、すでに256ＭＢタイプ（80―100ドル）と512ＭＢタイプ（150―170ドル）の2モデルでサンプル出荷に入っている。1ＧＢタイプも要請に応じ供給する。サンプル出荷中の2モデルについては今年9月をメドに量産出荷を開始し、1ＧＢモデルは05年中に量産体制へ移行する計画。 新しいメモリーモジュールのサイズは、同じ容量を持つＳＯ―ＤＩＭＭ比65％に抑えられており、より軽量で小型のサブノートブックＰＣの製造に大きく貢献する。機能性と電源の寿命でも改善が図られており、小型性・高性能・長寿命を両立している。すでにマザーボードメーカーの世界最大手である台湾のＡｓｕｓ社（華碩電脳）が、同メモリーモジュールを採用する方針を明らかにしている。 同社のコモディティメモリー製品事業部門は「このほどの新メモリーモジュールの発売で、当社『ワンストップ・ショッピング』戦略が一層進展することになる。革新的な製品の充実により、モバイルコンピューター分野の設計者へ、柔軟性に優れた開発環境を提供する」としている。 |
|||||||||||||