電波プロダクトニュース
040727_05
「dsPIC」ファミリー 米マイクロチップ・テクノロジー(アリゾナ州チャンドラー)は、DSP機能を16ビットマイコンに取り込んだ同社独自技術を導入した新製品「dsPIC」ファミリーを、自動車をはじめモーター制御、電力制御、オーディオなど幅広い市場に拡販していく計画である。 新製品は、16ビットで世界最高効率を示す世界初のDSC(デジタル・シグナル・コントローラー)。 先ごろ、同社の新しいビネネス戦略展開の説明のため来日したアドバンスドマイクロコントローラー&メモリ担当のガネッシュ・モーシー副社長は「16ビットとDSPの良いところを取り込み、より高度なマイコンを目指した。設計がより簡単にできるように最初からそのための開発ライブラリー、ツールを提供できる体制をとった」と市場へのスムーズな導入に自信を語っていた。 同社は、マイクロコントローラー、アナログ、メモリーなどを主力とする半導体メーカーで、特に8ビットマイコン分野では、世界トップシェアを持っている。すべて汎用品で、米国および東南アジアの自社工場で一貫生産する。そして、世界30にのぼる販売拠点から顧客に、タイムリーに供給、技術サポートできる体制が強味。 2004年3月期の売上高は、約7億ドル。地域別の売上げ構成比は、日本を含むアジアが40%、残りをほぼ米国と欧州で分ける。 日本法人「マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン」(横浜市)は、1989年に設立。自動車電装品分野の販売ウエイトが高いが、今後、民生、通信およびコンピュータ市場への拡販を計画している。 |
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