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32ビットマイクロプロセッサー 
ルネサス テクノロジ（長澤紘一会長＆ＣＥＯ）はこのほど、アミューズメント機器やデジタル家電機器、カーナビゲーション機器など高性能マルチメディアシステム向けにＳｕｐｅｒＨファミリーの最上位ＣＰＵコア「ＳＨ―４Ａ」とＰＣＩバスコントローラーを内蔵した32ビットマイクロプロセッサー「ＳＨ７７８０」を製品化、11月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は6,300円（税込み）。 量産は2005年7月から月5000個で開始し、06年1月には月10万個を予定している。 新製品は、ＳＨ―４コアとＰＣＩバスコントローラーを搭載したＳＨ７７５１Ｒの後継製品。ＳＨ―４Ａ ＣＰＵコアは最大動作周波数が400Ｍヘルツで、720ＭＩＰＳの高速処理を実現している。キャッシュメモリーは4ウエイセットアソシアティブを採用して、命令用とデータ用をそれぞれ32ＫＢ内蔵し、従来のＳＨ―４コア搭載製品よりキャッシュのヒット率が向上できる。 また、32ビットのＰＣＩバスコントローラーを内蔵している。これによりパソコンで使用されているＰＣＩバスに接続できる。さらに、ＤＤＲ―ＳＤＲＡＭと接続するための32ビットバス、ＰＣＩバスに接続するための32ビットバスおよびフラッシュメモリーやＳＲＡＭなどと接続するための32ビットローカルバスと3種類のバス構成を採用している。これらの外部バスは同時に使用可能である。 パッケージは、449ピンＢＧＡ（21×21ミリメートル）で、サイズは従来のＳＨ７７５１Ｒに対して約6割小型化している。開発環境は、ホストＰＣとＵＳＢインターフェイスで接続するＥ１０Ａ―ＵＳＢエミュレーターが使用できる。 |
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