電波プロダクトニュース
040723_02
新型DSP 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)はこのほど、性能を向上するとともにコストを削減した新型DSP「TMS320C6711」を発表した。 新製品は、0.13ミクロンCMOS技術により製造され、1.4Vのコア電圧と3.3VのI/O電圧を使用し、高速コントローラーの柔軟性と同時にアレイ・プロセッサーの数値処理能力を備えている。 そしてこのプロセッサーには32ビット・ワードの32個の汎用レジスターと4つの浮動/固定小数点数値演算ユニット(ALU)、2つの固定小数点ALU、2つの浮動/固定小数点マルチプライヤ、高度な独立性を持つ8つの機能ユニットがある。ほかに8KBのL1プログラムおよびデータ・キャッシュ、64KBのL2キャッシュも備えている。 このDSPは250Mヘルツで動作し、従来品と比べて1ドルあたり3倍以上のMヘルツ動作性能と1500MFLOPSの性能を実現し、1サイクルに6つIEEE互換の浮動小数点演算を実行する。 主な用途は、分析機器、検査および計測機器、インテリジェントセンサー・インターフェイス、ロボット工学などの工業用途および医療機器、外観検査機器、振動分析、レーダーやソナーなど。 パッケージは272ピンBGAで提供され、価格は18ドル(1万個受注時の単価)。 |
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