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16ビットマイコン 
ルネサス テクノロジ（長澤紘一会長＆ＣＥＯ）はこのほど、カーオーディオなどの民生機器やＦＡなどの産業機器向けに大容量フラッシュメモリーと車載ＬＡＮ規格のＣＡＮに対応するコントローラーを内蔵した16ビットマイコン「Ｍ１６Ｃ／６ＮＫ」「Ｍ１６Ｃ／６ＮＬ」の計8品種を製品化した。8月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は1,607円から1,835円（税込み）。量産は2005年1月から月1万個で開始し、同年7月に月5万個を予定している。 新製品は、プログラム格納用途のフラッシュメモリーをＭ１６Ｃ／６Ｎグループでの最大256ＫＢから最大512ＫＢに拡大、ＲＡＭも最大10ＫＢから最大31ＫＢに拡大しているため、プログラム規模の増加および同処理の高速化に寄与する。 また、Ｍ１６Ｃ／６ＮＫはＣＡＮコントローラーを2チャンネル、Ｍ１６Ｃ／６ＮＬは1チャンネル内蔵しており、システム構成に応じて選択できる。 多機能タイマーやシリアルＩ／Ｏ、 ２ＩＣバス、Ａ／Ｄ変換器、Ｄ／Ａ変換器、ＤＭＡコントローラー、ＣＲＣ演算回路、監視タイマーを搭載している。ＣＰＵコアは16ビットのＭ１６Ｃ／６０を搭載している。 動作電圧は、3.0Ｖから5.5Ｖ、全電圧範囲で最大動作周波数は24Ｍヘルツ、最小命令実行時間は41.7ｎｓの高速動作を実現している。パッケージは、100ピンＬＱＦＰ（14×14ミリメートル）および128ピンＬＱＦＰ（14×20ミリメートル）。開発環境はフルスペックエミュレーターＰＣ７５０１を用意している。 |
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