電波プロダクトニュース
040719_05
モーター&ドライバーシステム 山洋電気(山本茂生社長)はこのほど、ステップ型シンクロナスモーター&ドライバーシステム「SANMOTION G」(サンモーションG)を開発、販売開始した。低速域における優れた動作性能を実現し、装置のコストダウンに貢献する。 新製品は、指令周波数に完全同調して回転。外乱や負荷の変動に影響されず、正確な速度制御が可能。ドライバーの設定で可変速運転など、装置の精度を向上できる。 低速で高トルクの特性を持っているため、ギヤは不要。1台のドライバーで複数のモーターを完全同期動作できる。トルクを分散することにより、メカ機構の調整や保守の工数を低減できる。低速から高速までトルク特性の落ち込みがないため、モーターの容量は小さくて済む。 停止位置を保持する機能を持っている。起動・停止・反転を繰り返すような瞬時応答動作が可能。上位機種からのI/O指令で簡易な位置決めシステムを構築できる。 用途は、半導体製造装置、一般産業機械、搬送機械、クライオポンプ、印刷機など。システム価格は7万7,000円から9万3,000円。 |
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