電波プロダクトニュース
040719_01
チップセット 米クアルコムは携帯電話でデータの送受信も可能にする基地局向けのチップセット2品種を開発、今年12月にも通信インフラメーカー向けにサンプル出荷する。これらの製品は同社の統合型ソリューションチップセット「EMP(エンハンスド・マルチメディア・プラットフォーム)」ファミリーの第1号。 今回開発されたのはCDMA2000 1x方式用のチップセット「MSM6150」と、CDMA2000 1x、同1xEV―DO、GSM/GPRSの各方式対応の「MSM6550」。EMPファミリー自体は高性能、低消費電力でデータの送受信中心のマルチメディアサービスに対応した完全機能統合型のチップセット。 今回の6150と6550は次世代携帯電話に必要な処理能力、最適化された音声、ビデオ、カメラ、グラフィックス機能を増大する。またEMP自体は最新のマルチメディア・プロセッサー機能をシングルチップ化している。 6150と6550は、ともに最大400万画素のデジタルカメラに対応、ビデオはCIFフォーマットで毎秒15コマ(fps)の録画機能、ポータブルCD並みの音質で3Dサウンドなどの機能を一体化している。また両チップセットは同時符号化/解読化ビデオ電話機能、H・264とリアルネットワークス含めた一般的なビデオコーデックもサポートする。 今回のチップセットについてクアルコムのCDMAテクノロジーズ部門サンジェイ・ジャー社長は「当社のEMPファミリーを利用することで機器メーカーや携帯電話事業者は、機能豊富な端末やサービスを顧客に提供できるようになる」と語っている。 |
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