電波プロダクトニュース
040712_01
アイソレーター付レセプタクル 並木精密宝石(東京都足立区新田3―8―22、並木章二社長)はこのほど、グループ企業のアダマンド工業(東京都足立区新田1―16―7、鈴木敏夫社長)と共同で、SFP/SFF/XSPなどで要求されるアイソレーター付きレセプタクルの小型仕様を実現する「アイソレータレセプタクル(ユニットレセ)」の開発に成功した。同社では、今秋からの量産開始を計画する。 新製品は、溝入りのファイバースタブ(フェルールに光ファイバーが入っているもの)と光アイソレーターを1体化し、ユニット化したもの。従来は、同様の機能を実現するためには、ファイバースタブに、光アイソレーターの構成部品(マグネット2個、光学素子1個)をそれぞれ取付けることが必要だった。今回開発の「ユニットレセ」では、マグネット2個と光学素子(ファラデーローテーターと変光子で構成)を1体化し、これを溝入りスタブに組み合わせる形で供給する。SFF/SFPなどで求められる光通信用部品の小型化、高品質、低価格などのニーズに対応している。 表面実装タイプも 主な仕様は、温度範囲マイナス20度―プラス85度C。波長は、中心波長プラスマイナス20ナノメートル(ex1550ナノメートルプラスマイナス20ナノメートル)。IL0.9dB以下(アイソレーター0.3dB以下)。BL30dB以上。 各種カスタム要求にも対応する。 また、同社ではこのほか、ユニット型の表面実装光アイソレーターを開発した。 生産はいずれも黒石工場(青森県黒石市)で行う。 |
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