040706_02
CMOSボルテージレギュレーター 
セイコーインスツルメンツ（ＳＩＩ）は、新開発の超小型ＳＮＴパッケージを採用し、出力電圧精度±1.0％、消費電流9μＡ、リップル除去率70ｄＢで、小型セラミックコンデンサーが使用可能など業界最高水準の機能を備えたＣＭＯＳボルテージレギュレーターＩＣ8製品をラインアップ、5日から順次発売。サンプル価格は105円（税込み）。販売目標は年間1億個。 新製品は、超低消費電流9μＡで高リップル除去率70ｄＢを実現した業界最高水準の「Ｓ―１１６７」、出力電流300ｍＡクラスの「Ｓ―１１３２」、ボルテージデテクターとボルテージレギュレーターの複合品「Ｓ―１７０１」、ボルテージレギュレーター2回路複合品「Ｓ―１７１１」、超小型ＳＮＴパッケージ追加品の「Ｓ―１１１２」「Ｓ―８１２」「Ｓ―８１７」「Ｓ―１２００」。 従来の出力電圧精度は±2.0％であったが、Ｓ―１１３２、同１１６７、同１２００、同１７０１、同１７１１、同１１１２はすべて±0.1％と精度を2倍に高めた。±0.1％の出力電圧精度はユーザーが設計する製品の消費電流を減少させ、長時間使用を可能にする。 また、今回の新製品はすべて70ｄＢの高いリップル除去率をクリアし、Ｓ―１１１２は業界最高水準の80ｄＢをクリアしている。さらに入出力コンデンサーに小型外付けセラミックコンデンサー0.1μＦ、0.47μＦが使用できる。 おもな用途は、携帯電話、ＰＤＡ、デジタルカメラ、ゲーム機、ＤＶＤ―ＲＷ、ＣＤ―ＲＷ、ノートパソコンなど。 |
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