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エミュレーター 
ルネサス テクノロジ（長澤紘一会長＆ＣＥＯ）はこのほど、少ピン、小型の16ビットマイコンＲ８Ｃ／Ｔｉｎｙシリーズの20ピン版Ｒ８Ｃ／１４、Ｒ８Ｃ／１５、Ｒ８Ｃ／１６、Ｒ８Ｃ／１７グループ向けの開発ツールとして、低価格のオンチップデバッギングエミュレーター「Ｅ８エミュレーター」（税込み価格＝1万3,125円）を製品化、今月30日からサンプル出荷を開始する。同社では年間5,000台の生産を予定している。 このエミュレーターは、既存の低価格開発ツールＥ７エミュレーターのエミュレーション機能や使い勝手を継承している。 マイコンとエミュレーターの間の通信は1本の信号線だけで行い、ユーザーシステムでは使用しないピンを利用している。これにより実際の動作に近い状態でシステムデバッグを行える。また、デバッグ用に占有するピン数を削減したことで、デバッグを考慮したシステム設計への制約事項も軽減している。本体の外形サイズはＥ７エミュレーターと同様の97×65×22ミリメートルとコンパクト。ホストコンピューターはＷｉｎｄｏｗｓパソコンが使用でき、ＵＳＢ（バスパワード）に接続する。 |
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