電波プロダクトニュース
040701_03
携帯電話向け、セラミックチップアンテナ世界最小品を発表。 太陽誘電は6月30日、携帯電話に搭載されるセラミックチップアンテナにおいて世界最小形状の2.5×1.6×1.6ミリメートルを実現したと発表した。9月から群馬県の中之条工場で、月間100万個で生産を立ち上げる。05年度下半期には同500万個体制を目指す。サンプル価格は100円。 セラミックプロセス技術や巻線技術などのコア技術を応用し、シンプルな構造で世界最小を実現できた。さらにアンテナ導体として理想的な純度99.9%以上の銀線を使用し、しかもヘリカル構造を採用したことで、従来品と同等のアンテナ特性を保つことに成功した。 同社はブルートゥース、無線LAN、UWBなど、各種近距離無線通信のモジュール事業拡大に注力。同時にアンテナ、フィルター、バランなどのキーデバイスの開発も展開している。セラミックチップアンテナとしてはすでに2.4Gヘルツを使用するブルートゥースと無線LAN向けに逆Fアンテナ(アンテナ素子の形状がアルファベットのFを逆にした形のアンテナ構造)という積層構造タイプを商品化している。サイズは8×3×1ミリメートル、10×4×1ミリメートル、12×2×1ミリメートルを用意。 |
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