電波プロダクトニュース
040630_05
USB準拠チップ 米サイプレスセミコンダクタと米アトメルは29日、アトメル社がサイプレスの業界最先端2.4Gヘルツ WirelessUSBテクノロジー準拠のチップを製造・販売すると発表した。 発表された契約に従ってアトメルは、サイプレスのWirelessUSBテクノロジとアルゴリズムのライセンス供与を受ける。両社は今年の第3四半期に互換性のあるデバイスを出荷し、WirelessUSBのテクノロジを無線通信分野で標準化していく方針だ。サイプレスは2005年に、同社として年間100万個単位の出荷を見込んでいる。 サイプレスは、ポイントトゥーポイントやマルチポイントトゥーポイント ワイヤレスシステムを、容易に高い精度で実現する規格として、ワイヤレスUSBデバイスを開発した。現在、パソコンのキーボードやマウス、テレビゲーム用コントローラーなどのデータ転送速度の低いワイヤレスデバイスで用いられている。 WirelessUSBは単価2ドル以下と低コストで提供でき、他の無線機器からのノイズに強いことを特徴とする。BluetoothやZigbeeなどのワイヤレス規格と差別化し、普及を目指している。 |
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