電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
6月25日040625_06 松下電子部品 その他の電子部品 その他

今年度研究開発、カーエレなど3市場に重点



 松下電子部品は2004年度の研究開発方針としてカーエレ、情報通信、デジタルAVの3市場に特化し、ブラックボックスに裏づけされた事業を強化するための研究開発を強力に進めていくことを打ち出した。「グローバル価値創造企業実現に向けて、衆知を集め、顧客価値を高める新商品、新技術の創造に取り組む」(坂本和徳開発技術センター所長)と言う。

6つの技術に力 3市場に向けて◎薄膜・積層光デバイス◎基板サーキットデバイス◎オートモーティブデバイス◎パワーマネジメントデバイス◎インテグレーションデバイスの5分野の研究開発に注力。そのために薄膜MEMSテクノロジー、基板テクノロジー、パワーマネジメントテクノロジー、積層テクノロジー、数値シミュレーション、Gヘルツ/デジタル信号処理テクノロジーの6技術に特に力を入れていく。 「事業再編の中で、研究開発分野をくくり直し、3市場に絞り込んだ研究開発体制を整えた。アウトプットを最大化していく」と坂本所長は説明する。

カーエレは安全、マルチメディア、エネルギー、環境をターゲットに電子制御、通信との融合、デジタル化、電動化などのテーマに取り組む。情報通信は携帯電話、WLAN、光通信、TV放送に対する高速伝送、多機能化、デジタル化、モバイル化への対応を進める。 デジタルAVはTV、ポータブルTV、光記録メディア、CPUを対象にネットワーク化、高速、大容量化などに注力する。

薄膜・積層光デバイスは大容量シートデバイス、高精度薄膜デバイス、光処理デバイスの研究開発に取り組み、基板デバイスでは高密度樹脂基板ALIVH、LTCC基板、部品内蔵基板の研究開発を加速する。

高精度センサーなど オートモーティブデバイスでは高精度センサー、低歪高音質音響システムを、パワーマネジメントデバイスとしては省電力蓄エネルギーデバイス、電力マネジメントモジュール、インテグレーションデバイスでは高周波複合デバイス、高周波機能モジュールの研究開発をそれぞれ進めていく。 材料プロセス革新、デバイスインテグレーションの2軸をデバイスソフトウエア、LCC基板、樹脂多層プリント配線板ALIVHの実装プラットフォームの共通技術と知財戦略でサポートしながらソリューションデバイスとしてのデバイス、モジュールに仕上げていく。

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