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通信IC 
独インフィニオンテクノロジーズはこのほど、通信ＩＣのラインアップを拡充する製品として、ＡＤＳＬ２／２プラスＣＥＰデバイス「Ａｍａｚｏｎ」とＩＥＥＥ８０２・１１ａ／ｂ／ｇ無線ＬＡＮデバイス「ＷｉｌｄＣａｒｄ」を発表した。 これらのＩＣを使えばセットトップ・ボックス、ＤＳＬモデム、ルーターなど、データ・音声・ビデオのブロードバンド「トリプルプレイ」サービスを配信するための各種ホームゲートウェイ製品を低コストで効率的に開発できる。 Ａｍａｚｏｎは、ＡＤＳＬ２／２プラスエンジン、アナログフロントエンド（ＡＦＥ）、ラインドライバー、高性能ＭＩＰＳプロセッサー、10／100イーサネットＭＡＣおよびＰＨＹ、その他のシステム接続インターフェイスで構成されている。ＷＡＮからＬＡＮに至るワイヤレススピードのデータスループットをサポートする。 また、ＡＤＳＬ２プラス標準による高いデータ伝送速度が提供されるので、シングル・ボックスのホームゲートウェイを介してデータ、音声・ビデオの「トリプルプレイ」サービスを配信するアプリケーションに最適である。発売は今年第３四半期を予定。 この製品により局側での高速データ通信用に最適化された「ＧＥＭＩＮＡＸＭＡＸ」ファミリーを含む同社のエンドツーエンドＡＤＳＬ２／２プラス製品ラインアップが完成する。 ＷｉｌｄＣａｒｄは、ＩＥＥＥ８０２・１１ａ／ｂ／ｇのＭＡＣとベースバンドプロセッサーをシングルチップに集積したコスト効率の高い無線ＬＡＮソリューション。内蔵のＰＣＩインターフェイスにより32ビットの処理性能とＰＣＩバスマスタ対応機器が提供される。この製品はセキュリティ標準ＷｉＦｉ ＷＰＡに完全準拠しており、伝送速度54Ｍｂｐｓまでの無線イーサネット・ネットワーキングを実現する。デザインキットも用意されている。パッケージはＬＱＦＰ―１２８。 |
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