040617_02
メモリー 
独インフィニオン・テクノロジーズは携帯電話やノートブックＰＣ、その他ハンドヘルド端末で特に要求される省スペースと省電力を実現するメモリー製品五品種をこのほど発表した。 1ＧＢのＳＯ―ＤＩＭＭ（スモールアウトラインＤＩＭＭ）新製品としては、512ＭビットのＤＤＲ２シングルダイをベースとした「ＤＤＲ２―４００」と「ＤＤＲ２―５３３」を発表。モジュールに対する薄型化への要求が厳しいノートブックＰＣやラップトップＰＣのハイエンド品に適している。 いずれも同社独自の「プラナー設計」を採用し、ＤＤＲ２シングルダイ・コンポーネント16個をモジュールの両面に搭載することで、1ＧＢの高密度を達成している。ＤＤＲ２―４００とＤＤＲ２―５３３のサンプル品は、それぞれ300ドルと400ドルで入手可能。 同社はまた、携帯電話やＰＤＡ、デジタルスチルカメラ向けとして1.8Ｖのモバイル―ＲＡＭ新製品も同時に発表。 従来のＳＤＲＡＭ製品比で消費電力を80％落としており、超小型パッケージはアプリケーションの小型化・薄型化にも貢献する。 同社ではモバイル―ＲＡＭ製品分野では05年半ばごろに2.5Ｖ品から1.8Ｖ品への移行が進むと見ており、同時期に合わせた量産出荷を計画中。 そのほか、2.5Ｇおよび３Ｇ携帯電話端末に最適な1.8ＶのセルラーＲＡＭも発表。端末のマルチメディア化や小型カメラ内蔵のトレンドを背景に、メモリー容量とバンド幅が拡大されている。16Ｍビットと32Ｍビットの2モデルを展開中で、04年第４四半期中に64Ｍビット品、05年第１四半期中に128Ｍビット品のサンプル出荷を開始する計画。 |
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