040611_02
リニアレギュレーター 
米大手半導体メーカーのナショナル・セミコンダクター（ＮＳ）は、低ドロップアウトが特徴のリニアレギュレーターの新製品7品種＝写真＝をこのほど発表した。全品種について、すでにサンプル出荷に入っている。新発表したのはマイクロコントローラー、デジタル信号プロセッサー、メモリー、マイクロプロセッサーやその他デジタルコアの省電力化と小型化を実現するＣＭＯＳリニアレギュレーター5品種（ＬＰ３９９０、３９９２、３９９３、３９９４、３９９７）と、ＲＦサブシステムやアナログアプリケーションに最適な2品種（ＬＰ３９９５、３９９９）のラインアップ。 携帯電話やノートブックＰＣ、ＰＤＡ、ＭＰ３プレヤーなど、電源の長寿命が強く要求されるアプリケーションのほか、ＷＬＡＮ（無線ＬＡＮ）や医療機器、産業機器向けとしての需要を見込む。超低ドロップアウト電圧のほか、スタンバイモード時の低電流、小型設計といった特性を持っている。 同社ポータブルパワーシステムグループ担当マーケテイングマネジャーのマーティン・モス氏は「04年度中は2億5000万個のリニアレギュレーターを携帯電話とその他ハンドヘルド機器向けに出荷した。このほどの7品種投入により製品ラインアップを拡大し、売上げアップを狙う」と述べている。 ＬＰ３９９０、３９９２、３９９３、３９９４、３９９７の1000個出荷時の単価は、それぞれ0.37ドル、0.35ドル、0.36ドル、0.36ドル、0.40ドル。ＬＰ３９９０と３９９９の単価はそれぞれ0.36ドルと0.35ドル。 |
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