電波プロダクトニュース
040609_02
SiP オランダのフィリップスは7日、WLAN(無線LAN)およびブルートゥースアプリケーション向けSiP(システム・イン・パッケージ)の新製品2品種をこのほど発表した。高統合と小型パッケージが特徴の両品種を、スマートフォンやPDAといったポータブル端末向けとして展開する。 フィリップスが新開発したSiP技術を採用している両品種は、WLANもしくはブルートゥースサブシステムが必要とするコンポーネントすべてを単体の半導体パッケージに集約できるため、製品の小型化に大きく貢献する。 802・11b準拠のWLAN SiP「BGW200」が追加搭載すべき外部コンポーネントはわずか3つで、サブシステム内で必要とするスペースは競合製品の半分以下に抑えられている。 ブルートゥースSiP「BGB203」も15―20点のコンポーネントをワンパッケージ内に集約可能な高統合性を発揮し、いずれのSiP製品も競合製品間では業界最小のソリューションとして、小型化が進むポータブル端末向けとしての要求にこたえる。 BGW200のパッケージサイズは150ミリ4辺で高さが1.3ミリ。BGB203は49ミリ4辺で厚さはわずか0.8ミリ。BGW200と、268KBのフラッシュ統合タイプのBGB203はいずれも、7月にサンプル出荷に入り、第4四半期中には量産出荷体制へ移行する。 |
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