電波プロダクトニュース
040607_02
センターIC ステップテクニカ(埼玉県入間市下藤沢757―3、大辻進社長)はこのほど、1/1000秒の応答速度を実現する同社独自の通信規格ハイスピードリンクシステム用センターICの新製品「MKY36」を開発、量産を開始したと発表した。 同システムは、メモリー共有型の高速通信ネットワークで1/1000秒の応答速度は世界初。63局までの端末が制御可能で、端末を少なくすれば、1/10000秒で動作可能。 さらに、通信プロトコルの組み込みが必要ない。端末側はメモリーマップドIOとして制御でき、CPUを必要としない。ノイズ特性にも優れている。 特に高精度、高速動作が要求される分野では、何100、何1000のセンサーの信号とコンピューターを接続する場合、省配線化、高速化の要求があった。 同システムはこれまで計測器や半導体製造装置、産業機器、ビルシステムなどのネットワークシステムで採用が進んでおり、すでに80万ノードに達している。 今回のLSIは、3.3Vシステムに対応、ハブへの対応を可能にした。サンプル価格は2,600円。 同社は、1985年創業のファブレスメーカー。90年に遠距離間共有メモリーIC「MKY28」の提供を開始、96年にハイスピードリンクシステム用のチップセットを供給。01年には、N対Nのリアルタイム分散制御を実現した「MKY40」を開発、完全自立分散システムを提案する。 |
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