電波プロダクトニュース
040521_03
プロセッサー・コア 英ARM社は、デジタル家電用SoC向けに、高速・ローパワーの信号処理プロセッサー・コア「OptimoDE」のライセンス供与を始めた。 同技術は、03年7月に買収したアデランテ・テクノロジーズ・ベルギー社の技術をベースに、ARM社が開発した。 VLIWアーキテクチャーを採用し、データパス・リソース・ユニットのタイプや数、データパス幅、命令長、I/O数などはユーザー側ですべて定義できる。 例えば、命令長は16ビットから156ビットの間で構成される。ローカル・メモリーサイズや、トポロジー、相互接続レベルなども用途に応じてカスタマイズできる。データ・エンジン・コアの最小構成は、9500ゲートで、面積効率を高めた。 すでに出荷中の補聴器用LSIに内蔵されたデータ・エンジンは、2万6200ゲートで、1Mヘルツ当たり0.0215ミリWを達成した。128ポイント高速複素フーリエ変換(FFT)は、226クロックサイクルで実現できた。 |
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