電波プロダクトニュース
040517_01
256MモバイルDRAM 韓国のサムスン電子は、携帯電話による3次元(3D)ゲームに必要な帯域幅を提供する256Mビット・モバイルDRAMのサンプル出荷を開始した。量産は今年下半期の予定。同メモリーは携帯電話機だけでなく、消費電力が少ないため電池駆動の機器向け。 今回のメモリー製品は同社が推進しているモバイル同期DRAMファミリーの一環。モバイルDDRx32と呼ばれるメモリーは0.1ミクロンのプロセス技術で製造され、帯域幅は毎秒1.0GB。同社米国子会社サムスン・セミコンダクターの戦略マーケティングディレクター、イワン・グリーンスバーグ氏は「携帯端末による3Dゲームは06年までには普通になる。当社のモバイルDDRx32は機器設計者にとって3Dゲームの可能性を現実のものにする」と語った。 同社のモバイルDRAMは通常のDRAMより消費電力が少なく、携帯電話、MP3プレヤー、PDA(デジタル個人情報端末)などの電池寿命を大幅に伸ばすことになるという。 今回のモバイルDDRx32には統合温度補償自己リフレッシュセンサー(TCSR)、部分アレイ自己リフレッシュ(PASR)、ディープパワーダウンモード(DPD)などの機能が一体化されている。 サムスンのモバイルDRAM製品は64Mビットから512Mビットに至るまでの容量のSDR(シングルデータレート)とDDR(ダブルデータレート)型が含まれるほか、マルチチップ・パッケージ(MCP)の形状で供給される。 |
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