電波プロダクトニュース
040512_06
オーディオプロセッサー 新日本無線は、デジタル放送対応のテレビ向けなどに、低出力雑音電圧、低歪み率を実現したオーディオプロセッサーIC「NJW1155」を開発、サンプル出荷を始めた。7月から月産10万個で量産に入る。サンプル価格は350円。 米国のデジタル放送では、音声信号がドルビーエンコードされており、受像機でドルビー社の認定を受けるために、「オーディオの信号処理回路に使うデバイスは、歪みなどを抑えた特性の製品が要求されている」(同社)ことから、新製品を投入した。 NJW1155は、抵抗ラダー型ボリュームを採用することで、出力雑音電圧はマイナス105デシベルV、歪み率0.0005%を達成した。従来のVCA(ボルテージ・コントロール・アンプ)タイプのボリュームに比べ、雑音レベルをほぼ半分にし、歪み率は1ケタ改善した。 新製品は、ボリューム制御、トーンコントロール、オートゲインコントロールなどの機能に加え、2チャンネルのステレオ信号から3Dサラウンドの音場を作り出す「SRS3Dステレオ」機能や、人の声で子音を聞きやすくする「BBE音質改善」機能を内蔵している。 このほか、他の音響制御ICを、容易に組み合わせて使えるようセンド&リターン端子も備えている。パッケージはSDMP30で供給する。 |
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